井浦新主演ドラマ「BRIDGE」吉田羊が妻役に、全キャスト発表

来年1月15日(火)放送予定の「カンテレ開局60周年特別ドラマ BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸」の全てのキャストが決定、主演の井浦新演じる、高倉昭(たかくら・あきら)の妻・高倉奈々役に吉田羊の出演が決まった。

ドラマ「BRIDGE」は、1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災後の実話を元に描かれ、カンテレ開局60周年を記念して制作するヒューマンドラマ。実在の人物をモデルに、線路ごと崩落したJR六甲道駅高架橋を“ジャッキアップ”という難易度の高い工法を使い、わずか74日間で復旧させた建設会社、磐巻組(いわまきぐみ)の工事所長・高倉昭を、井浦新が演じる。

吉田が演じるのは、そんな高倉を支える妻で、大阪で中学3年生の娘と夫と、3人で暮らす関西出身の主婦。神戸に比べて大阪は、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けずに済んだものの、夫が危険を伴う工事に携わっていることを案じて、内心は心配で仕方ない。しかし、それは決して表には出さず、困難に立ち向かう夫を、ただ静かに力強く支えるという役どころ。

演じるにあたって吉田は「こんな実話があったんだと驚きました。絶望的に思えるような状況で、不可能と言われたことを可能にした人がいた、ということは同じ日本人として誇りに思う。自身も被災者でありながら、被災地の復興に第一線で参加していくという登場人物も描かれていて、力強さ、日本人の底力を感じています。」とオファーが来た時の感想を語った。さらに今回の役について吉田は「すごくカラッとしていて、悪く言えば、旦那さんにあまり興味が無いように見える。良く言えば、お互いに自立した夫婦関係。でも彼女も大阪で、神戸の惨状を見たのならば、もっと旦那さんに寄り添える人でいたいなと思いまして、それは井浦さんにもご相談をさせて頂いて、より想いあえる夫婦関係になるよう、作らせて頂きました」と話した。

初共演した井浦とは「私が提案することを、きちんと受け止めてくださって、新さんの中には無かった設定もとりあえずやってみて、その先に広がるお芝居の可能性を面白がって下さり、懐の深さを感じてとても素敵な方だなと思いました。結果的に、狙い通りの雰囲気になりましたし、私もそれを受けた新さんのお芝居からまた新しい感情を頂いて、とても嬉しいなと思いました」と話し、現場で互いに積極的なコミュニケーションをとりながら役作りを進めたことで、井浦と吉田ならではの夫婦の絆を描けたようだ。初共演ながら井浦と吉田とでしっかりと作った高倉夫妻。過酷な工事現場で戦う夫の背中を、祈るように見つめる吉田演じる妻・奈々の姿にも注目したい。

また今回、「BRIDGE」の豪華キャストが追加発表となった。ドラマが始まる2018年の秋、神戸にある阪神・淡路大震災慰霊碑に落書きをした少年・佐渡島克也役に葉山奨之が決定。高倉から工事の記録係として任命され、ビデオカメラを回し続けた春日豊を現代で演じる椎名桔平とともに、物語のメッセージを今に届ける重要な役どころを演じる。また、被災した神戸で一発当てようと、もくろむ演歌歌手・観音崎発光(かんのんざき・ひかり)に片瀬那奈、六甲道駅前で営んでいた店が倒壊し、途方に暮れる焼き鳥屋「鳥和」の店主・但馬源(たじま・げん)役に小市慢太郎、同じく駅前に店を構えるスナック「六甲小町」のママ・あだばな役に濱田マリ、新聞販売店の2代目・小比類巻葵(こひるいまき・あおい)役には中村靖日、そして駅の倒壊で徒歩通勤を余儀なくされる中で、瞳(葵わかな)と出会う銀行員・竹田里津役に阿部純子、高倉昭と奈々の娘・高倉もも役には井頭愛海が決定した。

超豪華俳優陣が満を持してそろった「カンテレ開局60周年特別ドラマ BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸」は、2019年1月15日火曜よる9時放送。


<吉田羊 コメント>
Q.実話を元にしたお話ですが、オファーが来たときはどう思いましたか?
こんな実話があったんだと驚きました。震災当時、私は実家で父と、神戸の様子をテレビでぼう然と見ていた記憶があります。ネガティブなニュースばかりで、希望のある景色を見ることが出来なかったし、日本全国が絶望と悲しみに暮れていた印象でした。でもこの実話を知って、一見絶望的に思えるような状況で、不可能と言われたことを可能にした人がいた、ということは同じ日本人として誇りに思いました。また、出て来る登場人物には、自身も被災者でありながら、被災地の復興に第一線で参加していく人も描かれていて、力強さ、日本人の底力を感じています。

Q.吉田さんは、復興に携わった高倉の妻役ですが、演じるにあたって意識されたことはありますか?
台本を読ませて頂いた時に感じたのは、すごくカラッとしていて、悪く言えば、旦那さんにあまり興味が無い。でも良く言えば、お互いに自立した夫婦関係で、あの人はあの人で仕事をしているし、みたいな印象を受けました。でも彼女も大阪で、神戸の惨状を見たのならば、もっと旦那さんに寄り添える人でいたいなと思いまして、それは井浦さんにもご相談をさせて頂いて、より想いあえる夫婦関係になるよう、作らせて頂きました。

Q.初共演の井浦新さんの印象やエピソードを教えてください。
新さんは生々しく、揺らぎのあるお芝居が魅力的な俳優さんだと思っていて、そういう新さんから現場で頂く感情はたくさんありました。私が提案することを、一蹴せずきちんと受け止めてくださって、新さんの中には無かった設定もとりあえずやってみて、その先に広がるお芝居の可能性を面白がって下さり、懐の深さを感じてとても素敵な方だなと思いました。私が洗濯物を届けに行くシーンでは、セリフの掛け合いが上手くいかなくて「私はこのセリフの時にはこういう気持ちです」って説明させて頂いたんです。そしたら、新さんとの解釈がズレていて“僕はこのつもりでやっていました、でも羊さんが今おっしゃっていた方が、ここの夫婦の関係性は見えると思います。僕はこのシーンでやろうとしていたことは、他のシーンですでに表現出来ているので、このシーンでは、この夫婦関係を見せるようなシーンにしましょう”という風に受け止めて下さったんです。結果的に、狙い通りの雰囲気になりましたし、私もそれを受けた新さんのお芝居からまた新しい感情を頂いて、とても嬉しいなと思いました。

Q.吉田羊さんの中で、思い出に残るシーンはありますか?
洗濯物を届けにいったシーンでは、新さんの後ろにグリーンバックが張ってあって、オンエアではCGでペシャンコになった高架が映っているのですが、それを想像した時に、絶望的な気持ちと同時に本当に復興して欲しいって心から思えて、思いがけず、グッときてしまったんです。阪神・淡路大震災以降、数々の災害が起きていますけど、私は直後の現場に足を運んだことが無かったので、どれだけリアルに役を捉えられるか不安でしたが、あのシーンではその様子が想像できて、その時に“あぁ、この事柄に関わった人たちの思い、魂がきっとこのドラマを手助けしているんだな”と思って、多くの方に見て頂きたいと思いました。

Q.番組の見どころをお願いします。
自然災害は、一瞬で日常や命を奪い、人間の心をくじけさせますが、「失う」ということから気付かされること、絶望からも人間はリカバリー出来るということ、そんなポジティブなメッセージを感じていただけるドラマです。当時の人々が互いに思い合い、支え合い、復興を信じて形にしたこの奇跡を、ぜひ見届けてください。そしてこのドラマをキッカケに、今一度、震災復興について考えていただけたら嬉しいです。


■『カンテレ開局60周年特別ドラマ BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸』
2019年1月15日(火)21:00~23:18
カンテレ・フジテレビ系 全国ネット
(C)カンテレ

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