イケメン俳優・小澤廉、20代前半はジャックナイフだった!?現在は“愛妻”募集中

いかついスーツに、目を引くパンチパーマ。コワモテ姿で取材部屋に現れた男は、見た目とは裏腹に「祝・初単独主演映画がまさかのパンチ姿と聞いたときは、ドテーッ!ズルッ!でした」と身振り手振り昭和風擬音駆使でまくし立てる。映画「新宿パンチ」で映画単独初主演を飾った、2.5次元俳優として人気のイケメン・小澤廉だ。初日舞台挨拶では主演にもかかわらずイジられ役に徹して、場内を爆笑で包むサービス精神旺盛ぶり。持って生まれた天性かと思いきや「僕は臆病で人見知り。しかも20代前半は尖ったナイフでした」と意外な過去を明かす。


「仮面ライダー鎧武/ガイム」で俳優デビュー、2.5次元舞台「おそ松さん」などの出演で人気に火がついた27歳。「映像の世界で主演を務めたかったので、とうとうここまで来たかという気持ち」と念願の映画単独初主演に喜びを爆発させる。パンチ頭で童貞ながらも、新宿歌舞伎町でスカウトとして成り上がる道場方正というコミカルすぎる役どころオファーに当初は「ドテー!ズルッ!」も「転げ落ちた椅子に戻って台本を読んだら、これ面白い!」と一転快諾となった。


劇中で小澤は饒舌なスカウトトークを展開する。端正なルックスとサービス精神を持っているがゆえに、スカウト口上も慣れたものかと思いきや「普段は臆病で人見知り。スカウトシーンは役に成りきってスイッチを入れて、テンションバカ上げ。相手が引くくらいの勢いでやりました」と熱演の成果という。実は20代前半には若気の至りゆえに「尖っていました。大人は全員敵だと思っていたし、大人の言いなりになるものか!と気を張っていた」と尾崎豊マインドの経験ありだ。


そんなジャックナイフのトゲを削ってくれたのが「事務所のマネジャーや先輩俳優、仕事でお付き合いしてきたスタッフさんたちの無償の愛」で「トゲは削られ、どんどん丸くなり、周囲からイジってもらえるような柔らかい人間になった。意味のないプライドなんか捨てろ!と教えてくれた方々に感謝。出会いこそ大切。人に愛されるって素晴らしい」と現在のパンチな姿に生まれ変わったわけだ。


初主演に加えて、初キスシーンにも挑戦している。「初ビジネスキッスなので、甘いのか、酸っぱいのか、どんな思い出になるのかと中学生みたいな気持ちで挑みました。なくなるかと思うくらい歯も磨いたし、涙が出るくらいフリスクを食べた」と気合で臨むも「役の気持ちでガツガツいったら、現場にいる人全員に爆笑されました。ファンの中にはキスシーンがショックだと思う方もいるかもしれないけれど、コミカルに見てもらえるはず」と照れ笑い。ちなみにキスのお相手・吉倉あおいの唇は「低反発枕の感触」だったらしい。


そんな吉倉演じるルミのために、スカウトマンとして道場は歌舞伎町を奔走する。小澤は道場の一途さに並々ならぬ共感を寄せている。それもそのはず「僕自身、中学・高校・大学と同じ女性に告白して、6回フラれています。地元の友達は“今の時代ならストーカーだぞ”と…。確かにコクリ過ぎて何が何だかわからないコクリのセールだったことは確かですが、純愛でした」と真っ直ぐに見つめてくる。そんな恋愛一途派の小澤は、軽はずみな恋愛を享受する現在の若者に言いたいことがあるという。「好きな人に一回フラれたくらいで諦めるようじゃ、自分で幸せは掴めません。心から好きな相手であるならば、フラれたとしても別の人に行くのではなく、納得のいくまで追いかけた方がいい」と声を大にする…が我に返り「やべえ、俺今パンチ頭だ…全然説得力ないよ」とパンチ頭をかきむしる。


小澤がストーカー気質なのか否かは一旦置いておいて、その諦めないマインドは仕事に対する姿勢にも繋がっている。「恋愛で諦めるというクセは、普段の生活面や仕事面においても出てきてしまうはず。だから僕は仕事に対しても納得いくまでやるタイプ。妥協はしたくない」とキリリ。さらに「これは本当の話で、妥協をしない分、年々理想の女性像が高くなりすぎて、この仕事を始めてから恋をしたことがありません。だから自分の理想に叶った人と出会ったら、即・妻にしたい。告白がプロポーズ。こういう考えだからダメなのかな?」と苦悩の表情だ。


どんな話題を振ってもサービス精神全開。その積極性を褒めると「自分なんか周りに支えられているだけ」と心底謙虚。それは今年いっぱいでアイドルグループB2takes!を卒業し、役者として独り立ちする岐路にあることも関係しているのかもしれない。「正直、不安です。でもB2takes!に関わってくれた方々のためにも自分が役者1本で頑張っている姿を見せたい。モチベーションは下がるどころか、やったるぞ!という気持ちだけ」と瞳を輝かせる。


27歳とはいえ役者としての経験不足を自覚。だからおごらない。「第一線を走っている人たちに比べると、僕は芝居が上手くないし、経験も浅い。2.5次元舞台という素晴らしい経験を経て羽ばたこうと思っているので、今後もたくさんの経験を積んで、朝ドラ出演、月9ドラマ主演を30歳までには実現させたい。映像の世界でもチャレンジあるのみ」。“石の上にも3年”ということわざを念頭に、2.5次元でも3次元でも状況を選ばずに俳優・小澤廉という名前と存在をとどろかす構えだ。ちなみにパンチパーマはカ・ツ・ラ。ファンの皆さん、ご安心を。

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