GACKT、伊勢谷友介とのキスシーンを自ら提案「完全に公私混同だった」

埼玉県を徹底してディスることが大きな話題となった、魔夜峰央原作の「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)が、二階堂ふみ・GACKTをW主演に迎え映画化し、いよいよ本日から全国公開された。

22日、豪華キャストを迎えての初日舞台挨拶が開催された。主人公であり、都知事の息子・壇ノ浦百美という、初の“男性役”を演じた二階堂ふみ、埼玉県の解放を企てる、まさかの“高校生”麻実麗を演じたGACKT、都知事の執事でありながら、真の顔は千葉解放戦線のリーダー・阿久津翔を演じた伊勢谷友介、伝説の埼玉県人・埼玉デュークを演じた京本政樹、そして「のだめカンタービレ」「テルマエ・ロマエ」シリーズを大ヒットへと導いた武内英樹監督が登壇。二階堂は男性役を演じたことから、真っ白な紋付き袴で登場。ばっさり切ったショートカットをオールバックにし、赤リップで決めた姿は、紅一点ながら誰よりもハンサムで、イケメンの勢ぞろいとなった。

冒頭の挨拶では「原作の世界観がすごく強かったので、その強さを失わないように、男の子として観ていただけるように努力した」と二階堂。一方GACKTは「一年間に5本しかテレビに出ないと決めているのに、5年分は出たかな。ここから5年はしばらく休みたい」といきなりの休養宣言に、会場から「えーーーっ」と悲鳴が。それを受け「あ~そうさそうさ、そうやっていつも虐げられて…」とサングラスの奥で表情一つ変えずにぼやくと会場から笑いが。

さらに、かなりハードな役を演じている伊勢谷に話が及ぶと「だんだん撮影が進むと、なかったシーンが急に出てきたんですね。それも妄想の中でGACKTさんとキスするという」。続けて「(キスシーンは)GACKTさんの提案で」と暴露。会場からまたも悲鳴に近い歓声が上がると、GACKTが「それは言わない約束ですよ」と一旦制すも「どうしても伊勢谷さんとチューしたかった」と実は公私混同だったと自ら進んで話し出し、さらにキスシーンの感想を聴かれると「伊勢谷君は真面目で、スティックで僕の胸を突きながら“左の乳首を舐めまわしながら、少し移動して右の乳首をぐるっとまわって…監督こんな感じでよろしいでしょうか”と言っていた」と撮影現場でのやり取りを告発。すると、竹内監督も「キスシーンでカットの声をかけると、(キスシーンを嫌がっていた伊勢谷が)“意外と女性とするのと変わんねーや”と言っていた」と実はまんざらでもない様子だったと明かした。たまらず伊勢谷も「GACKTさんが縛られっぱなしのところでチューしてるんですけど、僕とチューした後に口も拭かずにずっと待ってていらっしゃるんですよ」と反撃。しかし「あれから拭いてないですからね」と冷静に切り返されるなど、止まらないトークの応酬に会場の笑いが絶えなかった。

あまりにキスシーンの話題が続くため司会者が「なんだこれ?というシーンはあったか」と質問を変えて二階堂に振るも「そうですね…キスシーンは、現場でもそういうのがあるっぽいという噂は聞いていたんですけど、まさかここまで本格的にされているとは思わなくて、すごい役者魂だなと感じました」とまたも振り戻しに。すると、監督が「実はあのキスシーンは、実際は2拍くらい長いんですけど、市場調査をしたら長すぎて耐えられないということでカットしました。DVDで復活させます」と宣言し、最終的に会場から拍手喝采を浴びていた。

作品同様、あまりに濃いメンバーの中での撮影に二階堂は「私自身、初挑戦だったこともたくさんあり、こんなにも個性豊かな方々が集まる現場は初めてで、うまく私はできているのだろうか、私の個性は発揮されているのだろうか…」と苦労(?)が絶えなかったことを明かしつつも「でも、本当に学ばさせていただくことも多い現場でした」と充実感をのぞかせていた。

イベントの最後には繁栄の象徴であり、末広がりという縁起物の扇を持ち、「いざ出陣じゃー!」と威勢の良い掛け声で映画の船出を祝った。

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