“黎明期のTIFを牽引” アイドリング!!!が復活、朝日奈央「円陣で涙が止まらなかった」

2010年、品川の一角で開催された一つのアイドルイベントは、今の日本のアイドルシーンに大きなうねりを生み出した。

――TOKYO IDOL FESTIVAL――

今年で開催10年目を迎え、今や国内だけでなく世界が注目するアイドルフェスとなったTIF。そのフェスの大元となったイベント「品はちライブ」を開催し、初開催の2010年から2015年までホスト役を務め牽引してきたのが、アイドルグループ、アイドリング!!!だ。


2006年に誕生し、アイドル黎明期から成熟期まで約9年の時間を駆け抜け、シーンに一石を投じ続けてきた彼女たち。彼女たちの存在がなければ、ここまでのシーン全体での成熟もなかったと言える。

そして記念すべきTIF10周年という節目の今回、「1日限りの同窓会ING!!!」と題し、2015年10月31日の全員卒業時に在籍していたメンバーが再終結、一日限りの復活ライブをおこなう。あの熱い夏を再び!と、この日集まったのは、2015年10月31日の全員卒業の日まで在籍していた12人。実に4年ぶりのステージ、4年ぶりのTIFだ。

メンバーの番号が記されたナンバリングTシャツを着たアイドリンガー(ファンの総称)が場内中に溢れる。呼び込みのアナウンスが流れ、昔懐かし『アイドリング!!!』のOPテーマが場内に響く。期待が高まる中、メンバーがステージにズラリと並ぶ。なんと新衣装(朝日奈央曰く「現役時代よりお金かかってる!」)に袖を通して登場だ。1曲目は記念すべき1stシングル『ガンバレ乙女(笑)』。まるでデビューしたてのグループかのような初々しいパフォーマンスを見せる12人。思わず顔を見合わせ笑みがこぼれる瞬間も見受けられ、再びアイドリング!!!としてステージに立てる喜びをかみしめているのが伝わってくる。

曲終わり、お馴染みともいえるMCに入る。久々の集結ということもあり、円陣を組んだ瞬間、15号朝日奈央は涙が止まらなかったと、29号玉川来夢に暴露され、その玉川も泣いていたとさらなる暴露。実に“らしい”始まりに、笑いが起こる。

自己紹介パートでは、「TIFで印象的な思い出」を各人振り返る。12号河村唯が父と、14号酒井瞳が母と共演した懐かしの思い出を語れば、19号橘ゆりかは久々の持ちネタ「ゆりかる、ゆりかる」を披露しただけでなく、同期の元メンバー20号大川藍の持ちネタ「やれる!できる!できる、やれる!!」まで披露。思い出が蘇る人が多いのか、一つひとつのエピソードに深くうなずいていく。そんな中、22号倉田瑠夏は「今が一番印象的です!!」という、この再集結への嬉しさを爆発させるという素晴らしい返しを見せる。

しかし、話が盛り上がりすぎるあまり、31番古橋舞悠以降のNEO期のターンで、まさかの巻きの指令が。結果駆け足でドドッとまとめて進む。この尺を気にしない無軌道トークがアイドリング!!!らしい……のか?

MCでの勢いをそのままに、キラーチューン『サマーライオン』へなだれ込む。メラメラと燃える太陽が場内を焦がす中、全盛期を思い出したかのような動きを見せる12人に場内もヒート。久々のステージの上、少しメラメラしすぎたせいか、メンバーはフラフラ。河村は「ちょっと待って……」と早くもギブアップ寸前。ここで酒井の音頭で給水を兼ねた乾杯タイムが挟まれる。4年という月日は、色んな意味で心身共に成長させるのだと実感。

続くクールネスな『MAMORE!!!』で、場内の盛り上がりはやまない。高まり続ける熱気に卒業後初のTIF参加となる外岡えりかは「こんなに暑かった!?」と面食らう。4年の時間は本人だけでなく、環境まで変えてしまうようだ。そして二回目の乾杯タイムをはさみ、王道アイドルナンバー『やらかいはぁと』。先ほどとはうって変わり、場内の空気を和らげていく。この曲と言えばお馴染みともいえるオレンジのサイリウムがあちらこちらで掲げられ、昼間にもかかわらず辺りがオレンジ色で染まる。リンガーたちの彼女たちを迎え入れる姿勢に、いかにこの瞬間が待望であったかを思い知る。

しかし最高に楽しい瞬間も、あっという間に終わりを告げる。次の曲でラストとのアナウンスが。えぇ~!の大号令に、「夢って儚いのよ!」と酒井が一喝。

この日、そして1日だけの再集結の最後を飾るのは『職業:アイドル。』。どんなにこの世界が辛くても夢を叶えるために頑張るアイドル讃歌は、実にアイドリング!!!から、このTIFに集うアイドルとファンたちへのメッセージにも映った。

中盤、ふと後ろを振りむいたメンバーたちが思わず驚愕。なんと、テレビ番組『アイドリング!!!』でアシスタントを務め、彼女たちを支えてきた頼もしい“アニキ”ことフジテレビアナウンサーの森本さやかが登場!アイドリング!!!と森本のアニキ、久々のジョイントに場内の空気も最高潮を迎える。外岡による久々の燃えゼリフもシッカリ成功。ただ、言い終えた本人も思わず照れ笑いが止まらず。4年ぶりの再集結は、終始笑顔が絶えない幸せな時間であった。

再びアイドリング!!!が人々の目の前に現れるのは、来年の2020年10月31日に「メンバー全員集合」の約束の日。その日まで、しばしのお別れとなる。

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